シール
僕は大人だが、「シール」を手に入れることがある。
大人なりにシールをもらったりするのは嬉しい。
ワクワクする。
だが大人なので、それを貼る対象がない。
今までは昔使っていたノートパソコンにペタペタ貼っていたが、全然DJの人みたくかっこよくならないし(多分シールがポケモンとかウルトラマンだからだ。)、場所も小さいのですぐいっぱいになってしまった。
今はもらいもののおせんべいが入っていた缶に貼っているが、その缶自体の使い道が定まってないのでなんだか貼っていて腑に落ちない。
子供の時みたく、自分の机や冷蔵庫に貼って悦に入ってみたいものだが、あとですごく汚くなってしまうことを知っているので貼れない。
八方ふさがりである。
すべすべで平らで大きくてかさばらない「シールを貼る媒体」が東急ハンズとかで売ってないだろうか。
服
人の、服をアレンジする力はすごいと思う。
スーツなんて仕事するためのきちんとした印象を与えるための服だと思うのだが、着る人とその着こなし方によってはすごく怖く見えたり、すごくだらしなくダメに見えたり、もちろんすごくきちんとした感じにも見える。
学生服もそうだと思う。
着こなし方でクラスの中のポジションや部活や性格が大体分かる気がする。
高校生の時に学生服をスーツみたいにアレンジして着て、全然ウケなかった時のことを思い出した。
ジーパン
大学生の時、股間の部分に銀色のボタンがついたジーパンを履いていた。
グレーのジーパンで、形もかっこよかったのだが、股間に銀色の小さいボタンが付いていた。
シャツの胸元などにある、銀色の凹凸で止めるタイプのボタンの、「凸」が付いていたのだ。
確か祖父に買ってもらったもので、買ってもらってしばらくはボタンに気づかず喜んで履いていた気がする。
気がついてからも、ズボンのローテーションによって履いていた。
けっこう頻繁に履いていた。
あのボタンはなんだったのか。