起床と就寝の繰り返し

起きている間にやったことの記録

ハンバーグ

子どもが色んなものを食べるようになり、料理をするようになった。

それまで料理というものは、曖昧なところが多くて苦手だった。中火がどれくらいか分からないし、「フライパンが温まったら」というのもどの程度か分からなかった。レシピに「じゃがいも(中)」とあるだけで投げ出したくなっていた。どの程度か分からないがいちいち調べて測る根性もない。

でもやるうちに、ちゃんとする部分とだいたいで大丈夫な部分が分かるようになり、上で書いたようなことでは悩まなくなった。

今悩んでいるのはハンバーグである。ハンバーグの焼き加減を調べる時、串を刺して肉汁の色を見るが、あれ、すごくもったいなくないですか。肉汁に赤みがあったら生焼けで透明だったら火が通っている、ということらしいが、肉汁って閉じ込めたいものらしいじゃないですか。テレビで有名なお店が紹介される時そんなことを言っている。(シェフが特別な何かをして)「こうやって肉汁を閉じ込めるんですよ」そして提供されたハンバーグを切り分けて「(ジュワー)うわー!」という感じのシーンを見たことがある。

そんなシーンを思い返しながら、自分のハンバーグを見る。串で刺してできた小さい穴からチョロチョロ肉汁が漏れている。致命的に間違ったことをしている気分になる。しかも生焼けっぽかったらしばらく待ってもう一回穴を開けるのだ。深夜にカップラーメン食べる感情に「罪悪感」などと名付けている場合ではない。

解決する方法はきっとあるんだろう。でも調べていない。こうやってぐちぐち言うのが楽しいから。